「家族の手を煩わせずに最後を迎えたい」そう考えている方へ選択肢のご案内です。
まだまだ先取りした感じがある「尊厳死宣言」。まずは知っていただけたらと思います。
尊厳死宣言書の準備は難しくありません。
どんなものなのか?宣言書の作り方はどうするのか?安楽死との違いは??「自己決定権」のお役立ち情報としてご覧いただけたらと思います。
目次
1.尊厳死宣言とは?
2.尊厳死と安楽死の違い
3.尊厳死宣言書 必要書類
4.尊厳死宣言書の作成の流れ
1.尊厳死宣言とは?
尊厳死宣言とは、「延命治療は望まず自然に死にたい」という希望を表示する行為です。
救命救急を拒むものでもありません。
病気や事故による怪我で「不治」と診断され、延命治療が人工的に死期を引き延ばすだけという死が迫っている場面において、「延命治療を望まず自然に死にたい」と希望していても「尊厳死宣言」が文書化されていない場合には、尊厳死宣言を実施することは困難でしょう。
また延命治療を実施するか否かについて、家族に決断を迫る場面が想定されますが、家族が家族の決断で本人を死亡させることはなかなかできません。
自己決定権に基づき本人の意思が尊重されることが当然であるとしても、日本の医療現場では、必ずそれに従わなければならないとまでは考えられておらず、残念ながら尊厳死宣言書を作成した場合においても絶対に実現するとは限りません。
しかし、尊厳死宣言書を作成し意思表示を明白にすることにより、生活の質(QOLクオリティ オブ ライフ)=自分らしい暮らしのために備えることは可能なのです。
※遺言は、遺言者の死亡により効力が生じるため、遺言書で尊厳死宣言を実施することはできません。
2.尊厳死と安楽死 どう違うの?
尊厳死・安楽死のどちらも「本人の意思による」という点は共通です。
尊厳死は、人生の最終段階において延命措置を断わり自然な死を迎えること。
安楽死は、病等の耐え難い苦痛を持つ人の要請により、医師などが直接薬物を投与、あるいは医師が処方した致死薬をご自身が体内に入れることにより死を迎えることです。日本では一般的に認められていません。
尊厳死は「自然な死を迎える」、安楽死は「積極的に命を絶つ」。
最後の迎え方が決定的に違います。
3.尊厳死宣言書 必要書類
・本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、在留カード等)
・認印
< 公正証書作成基本手数料 >
・公証役場に支払う基本手数料 11,000円
・正本代(正本1枚につき250円。署名用紙1枚含め正本3枚とした場合は、正本代750円)
公正証書手数料
日本公証人連合会「尊厳死宣言公正証書」について
4.尊厳死宣言書の作成の流れ
尊厳死宣言の案文を作成
↓
公証役場との調整
尊厳死宣言案文の確認、検討、公証役場で公正証書を完成させる日時の決定
↓
公証役場へ出向き、公正証書に署名捺印
↓
公正証書による尊厳死宣言書 完成
まとめ
家族への精神的経済的な負担を避けたいと考えた時、備えがあれば安心です。
尊厳死宣言は撤回できます。尊厳死宣言書を作成しても気が変わった時はいつもで無かったことにすることができます。ご安心のうえ、まずはTide行政書士事務所へご相談ください。
尊厳死宣言書案はご自分でも作成できますが、行政書士にお任せいただければ公証人と相談のうえのご準備いたします。
公証役場とのやり取りまで全てサポートしますので、お忙しくて時間を作ることが難しい方でも、当日、公証役場にご一緒できましたら完成です。
もしもの時、どのような医療を望むのかはあなた自身が決めることです。自分らしい暮らしのために考えてみませんか?
最後までご覧いただきありがとうございました。